店舗のリブランディング(食品製造販売業)

2021年06月03日 実績
お持ち帰り餃子専門店として再起した天津包子舘

 

佐世保市上京町に約70年続く中華料理の老舗「天津包子舘」様がお持ち帰り餃子専門店としてリニューアルオープンされるリブランディングのお手伝いしました。

 


 

2019年の新型コロナウィルスの流行によって飲食店は大きな打撃を受けました。それは老舗である天津包子舘も同様でした。レストラン部門は2020年の春先から全面休業を余儀なくされ、冷凍餃子の製造だけで営業を続けてこられました。その間、再起を図るため準備をされていたようですが、レストランの再開は難しいと判断され、持ち帰り餃子専門店としてリニューアルする決断を下されました。

 

リニューアルオープンにあたってはお客様をお迎えするためのサイン類、そしてウェブサイトの整備を進めていきました。

佐世保市民なら誰しも一度は食べたことがあるであろう天津包子舘のじゃんぼ餃子。その凱旋を告知するためにプレスリリースとポスターを制作。店舗玄関に貼って頂きました。同時に同じビジュアルでウェブサイトにも公開し、オープン日を告知しました。

 

オープン告知ビジュアル

 

リニューアルする店舗のサインデザインにあたっては、天津包子舘がこれまで培ってきたブランドを毀損することなくスムーズにテイクアウト専門店へ移行できることを念頭に進めました。

 

リニューアルするテイクアウト専門店のコンセプトは「原点回帰」。

天津包子舘のルーツは戦後、中国・満州から引き揚げてきた初代店主である八木秀義さんとその妻、ヒサ子さんが中国で食べた料理の味を佐世保の人に伝えたくて始めたお店というところにあります。そういう意味で、今回餃子のお持ち帰り専門店として再起することは本当の意味での原点回帰であり、ブランドカラーやロゴなどは今までのイメージを踏襲し、変わらぬ味が帰ってきたということを周知することを目的としました。

原点回帰を伝える最たるものが、従来ショーケースとして使われていたガラス全面にインクジェットシートを貼り、当時のヒサ子さんの写真とともにお店の歴史を伝えるようにしたサインです。

 

もとはショーケースだった歴史を説明するサイン

 

主力商品のじゃんぼ餃子は社長夫妻と職人さんの3名で手作りしていることから1日の販売量が限られており、リニューアルオープン初日から売り切れが続くなど好調なスタートでの再起となりました。

店内ではじゃんぼ餃子のほか、豚まんや角煮まんなどの点心、冷凍ちゃんぽんなども販売されています。

リニューアルした店内

 


 

事業や店舗をリニューアルする際のブランディングとしては、今回のように従来のブランドを守り活かしながらリブランディングするか、全く新しいアプローチでリブランディングすることになります。どちらの手法をとるかは、提供する商品・サービス、対象となる顧客、市場によって異なります。

今回は老舗の「変わらぬ安心感」を伝えるためのリブランディングとなりました。

 


 

ブランドは会計学上「のれん」と呼ばれ、企業にとっては貴重な資産です。ブランディングは時間とお金がかかるものですが、築かれたブランドはさまざまな企業活動に好影響を及ぼします。
御社の想いをきちんと届けるブランディングはおまかせください。

 


CL:天津包子舘(https://www.tenshinpaozu.jp


 

 

 

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